西国巡りー琵琶湖を望む寺
先日の日曜日は、西国巡りの第6回め・・
滋賀県のお寺の残りの所に行って来ました。
と言っても、竹生島が一個残っているのですが・・ここは後でゆっくり行くそうです。
園城寺・三井寺
時々、2つの名前が付いてる所があってヤヤコシイことです。
ここはとても広くて、院や堂の建物がたくさん建っています。
これは、天智・天武・持統天皇の三帝の産湯に用いられた霊泉があったことから
御井の寺と呼ばれていたものを、後に智証大師が、何たらの法水に用いられ
三井寺と呼ばれることになったそうな・・・・あ~しんど! 変換できぬ字ばかりや。。。
まぁ ほんまに水が湧いてるみたいでポコポコ音がしてましたわ!
これは、弁慶はんが比叡山へ引きずったという引き摺りの鐘。
ところが撞いてみると「いのーいのー」(関西弁で帰りたい)と響いたので
「そんなに三井寺に帰りたいのか!」と怒って谷底へ投げ捨てたとか・・
その時のものと思われる傷痕や破目などが残っています・・!?←確かにあるにはあるけど・・
六角に見えるけど、八角なんですねぇ
この一個一個の箱に経典がビッシリ納められています・・・一切経蔵
高窓から灯かりを取るようになっているんですよ!
札所の観音堂は石段を上がった高台にあり、さらに石段を上がると展望台があります。
とても暑い日だったけど、ここは心地よい風が吹いてて気持ちよかったです!
遠くに琵琶湖が望めます。
ムフフ 下界はかなり霞んでいるよのう・・♪
今回は、まったく花もハプニングも何もなし!
つまらない人はスル―しちゃって下さい
お次は、これまた難所といわれる「長命寺」
すごい石段だってこと、前に来たことあって知っていたから途中まで車で上がりました。
それでもここからだって超!しんどい・・・みんなゼイゼイ、ハァハァです。
・・・・・修業でございます・・・・
ー本堂ー
標高250mに重要文化財の伽藍が立ち並んでいます。
この屋根を葺くのは大変なことですね~
健康長寿を祈願するお寺ですので、足腰に自信のある人は、
808段の急な石段を頑張って登って下さいませ。
中腹からでしたら100段となります。
長命寺からも琵琶湖が望めます。
最後は観音正寺という地味~な古刹。
ここの入り口には山門がなく仁王像が立っているだけ・・・
ーしごくシンプルな本堂ー
火災により焼失した本堂再建の際に設置された石組と観音立像。
平成5年の火災後に建てられてるから、のっぺりと新しい感じがするのねぇ・・やっぱり。
ここは秋に行くと紅葉がよろしいかと思います。 小さな幸せ
とても地味な今回に唯一、色を添えてくれたのは・・・
三井寺の孔雀さん!
こちらは広い網の中にいるインド孔雀です。
お寺によく孔雀がいるのは仏教がインドから来ているから!?
このオス鳥はもうお年らしく、羽は滅多に広げないそうです。
重たそうだなぁ・・・けど悠然としていました