知ってるようで知らない園芸の基本
赤塚植物園に常勤しておられる
島岡洋介先生の園芸講習会・・
「ガーデニングのいろはの『い』」
というのに行ってきました。
初心者からベテランの方まで、実は知らない
基本のお勉強です。

2回目は秋の花苗や球根の植えつけ方のコツでした。
晩秋から初夏まで長く楽しめて一番親しみやすい
パンジービオラからですね。
ただ今年の長雨のせいで今出ている苗は弱々しく
もう少し後になってからの方が、しっかりしたものが出て来るとのこと。
どうしても今植えたい人にピッタリの方法です。

シニア世代の男性も多かったですよ!
まず苗の底の土をほぐしますよね。
徒長しているヒョロ苗は・・なんと、深植えした方が良いそうな!☆
そして必ず今咲いている花や蕾を勿体ないけどピンチします。
2週間も立てばちゃ~んと花があがって来るからって!

上に見えてる茶色いものはベラボンです。(土は赤塚の培養土)
他に、ずっとふかふかの土の状態を保つためボカシ堆肥も入れてます。
☆入梅の頃まで咲かせるには土を固まらせないこと。

ストックです。
ストックは寒い冬中も咲いてくれる嬉しいお花ですね。
ただ、生産者さんを選ぶこと。
この日植えたストックは絶対にHCには置かれないものだとか。
この頃は生産者さんが、卸す店を選ぶそうな!

ストックも深植えされています。
その場合は2~3センチのところの葉をとります。☆
地中の茎から新芽を出すそうな!
そしてせっせと花柄摘みを致しましょう。

次は球根、チューリップですね。
みなさん、チューリップの根は何処から出て来るかご存知でしたか?
真ん中ではなくて、矢印のところ「馬蹄」と呼ばれる所からだそうです。
わぁ~知らんかったわ私。^^;
そんなのしみじみ見たことないものww
で、その部分は必ず皮をむくこと!☆
色別用のテープも取ります。

※これは並べ方見本なので皮を全部むいてありません。
60センチプランターに、何個植えられるか並べたもので、
20個までいけるというものです。
色を揃えた方が見事になりますね!
☆植える時は球根の向きを揃えること。
丸い方は大きな葉っぱが一番先に出てくるところです。
円形鉢に植える時は外側に向けます。
一般には、球根の2~3倍の処に埋めると言いますが、
別に頭が出ていても良いそうですよ!

次、百合です。
よくチューリップと他の球根をダブルデッカー、トリプルデッカーで、
植え足りないとかしますけど、今回は百合のトリプルデッカーです。
一番下には花期の遅いカサブランカ。
2段目は山百合など、3段目はスカシユリ。
そして欲を言えば、12月頃に一番上にムスカリなど
小球根を埋めれば良いとのこと。
百合の球根についている根っこはなくても良いそうな。
百合は上の方に茎をだし根もそこに出来るから
下の土はそんなに多くなくても良いと。
※鉢は深いものを使って下さいね。
で、百合のとっておきプロの方法というものも伝授して下さいました。☆
これを書いてると時間がないから、知りたい方は個別にどうぞお知らせを!
※どれもやさしくそっと、しかしたっぷりとお水をやっておきましょう!

新しい肥料や菌の黑汁を粒状にしたものの紹介などもありました。
※そしてチューリップは気温が安定してから植えること。
急ぐことはないということでした。
(11月下旬から12月でもよい)
今夜もご訪問ありがとうございます♡
苔の話を書き忘れました。次の機会に!

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