不思議な桔梗♪☆時を経たカサブランカは?・・
こちら地方は今年初めての34度になり、
熱中症注意が出ておりましたが、
風があり、そんなに暑くは感じない一日でした。

皆様のところでは、とうに咲いている桔梗が、
我が家では今週になって咲きだしました。
わわっ、エンコロ草と共演していますやん(汗

ところが・・毎年、言っているのですけど
この桔梗は不思議なんですよ。
よーく見て下さいな!
一重と八重が一枝に混じって咲くのです(^^)/
左と上の花が八重、右が一重ですね。

そして・・カサブランカの百合は、
真っ白で気品のある花を咲かせますよね。
(まだ咲いてないので去年のお写真です)

しかし、桔梗のそばにあるツツジの足元から
窮屈そうに出てきている百合が一本あります。

もう少し近づいてみます。
これは一番最初に植えたカサブランカなのですよ!
背丈が半分くらいしかありません。

前にまわってみると・・こんな花です。
“違うやん、!真っ白ではないやん”
と思われましたよね。
ですが、紛れもなくカサブランカなのです。
10年以上前になるとは思うのですが・・
何のお世話もせずに植えっ放しにしていました。

5年くらい前から、こんな風に咲くようになりました。
これは原種返りをしてしまったものと思われます。
カサブランカは、山百合やタモトユリを掛け合わせたものなんですね。
妙に思って4年前に調べて、別サイトで記事にしたことがあります。
ちょこっと書き写してみますね。
お写真おかりしています。↓タモトユリ

タモトユリ?!
初めて知る名前です・・
これがタモトユリ。
普通のユリは下を向いて咲くのに対し
タモトユリは、上を向いて純白の花を咲かせるのだそうです。
そして・・
タモトユリを調べていたら、、、
『トカラに咲く悲しき高貴な花』の物語を知りました。。
トカラとは、鹿児島県の秘境トカラ列島のこと。
その中の口之島に自生していた野生のユリがタモトユリです。
上品な香りを持つ「最も高貴な花」であったタモトユリ・・
戦後、アメリカの統治領から日本に復帰した直後、
トカラは大変貧しい島でした。
そんなトカラに目を付けた海外の園芸業者が
ユリの球根を買い取ると言い
島民はその申し出を受け、その結果、
タモトユリは乱獲され絶滅への道を歩みます。。
タモトユリは、険しい断崖に咲くユリでしたので
栽培も難しく簡単に増やすことは出来ません。
鹿児島県は慌てて天然記念物に指定しますが・・
時、すでに遅し。。
球根はほとんど掘りつくされていました。。
そうやって海外に渡ったタモトユリやヤマユリを
交配種と掛け合わし生まれたのが・・
「カサブランカ」ということです。

あまりに美しかったために
身を滅ぼしてしまったタモトユリ・・
名前の由来は、
人が容易に近づけない潮風の吹き付ける断崖絶壁に、
命綱を下ろし掘った球根を、
着物のたもとに入れて持ち帰ったことから、ついた名だそうな!
ひょんなことからカサブランカの生い立ちを知りました。
いつの間にやら原種に戻っていた我が家の元カサブランカが、
もっともっと戻って行って・・
タモトユリになってくれれば良いのになぁって、
せめて・・儚い夢を見ることにいたしましょう!!
※現在は又、販売されているようですが、超~高値です!

我が家のカサブランカは、まだこんな蕾です。
いつも分からなくなるんだけど・・
この2本の内のどちらがひとつが、まだ新しいカサブランカです。
今年も白く咲いてくれるかしら?
長々とお読み下さりありがとうございます♡
今夜は小さな夢をみましょ!
Atelogo

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